ネット証券の口座も開設し、株式購入用資金も予定額を振り込み、パソコンもブロードバンド環境
でインターネットに接続していれば、もういつでもデイトレードを開始できます。ただ、やみくもに知
らない株を売買することはないはずですので、この後は「どの株を狙うか」「いつ、どんなタイミング
で仕掛けるか」が決まらないとデイトレードが始められないわけです。
ここで、普通の株式投資ならば、「会社情報」などによる狙った会社のファンダメンタルや、月足・
週足・日足の各チャートブックで過去の値動きの傾向を研究し、(これだ!)と思えるような銘柄を
買い付けるわけですが、デイトレードではそのような情報はまずほとんど使うことはありません。
使うのは「板・5分足リアルタイムチャート・各種リアルタイムランキング情報」です。会社の業績な
どはまずほとんど関係ありません。また、過去の値動きは関係ないわけではないのですが、その
どこを見るかというと、(よく動く活発な株なのか、以前仕手が介入して大きく動いたことがあるのか、
出来高が多く、流動性の高い株なのか)というような項目からチャートなり、会社情報なりを眺めま
す。
まず、順序としては「今日、どの株を売買するか」の候補を決めなければなりませんが、この時に
役に立つのが各種ランキング情報です。どういう流れかというと、
1.前日の各種ランキングの中から、超大型株を除く各種ランキング上位の銘柄をチェックし、この
中から売買する銘柄を決定する。見るべきポイントは
●出来高が多く、流動性のある銘柄・出来高急増で、大きな値動きがあった銘柄
●値上がり幅・値上がり率上位の銘柄、値下がり幅・値下がり率上位の銘柄
2.当日はその候補銘柄を多画面PCに全て見やすいように配置し、当然板情報・5分足リアルタ
イムチャートもくっつけて開いておく。
3.当日の前場が始まった時点でセットしておいた銘柄を確認しながら、当日の各ランキングも前日
と同じような視点でチェックしていく。
4.板の気配値の需給関係とチャートのシグナルを確認し、有利な場面で買い・または空売りを仕掛
ける。
5.早い場合で数秒、流れに乗った場合でも数十分程度で手仕舞いする。または、逆指値をしなが
ら追っていくが、見込みと逆に動いた場合は自らの損ぎり(ロスカット)のルールによりやはり数秒
で手仕舞うことも多い。
実際の流れはこの繰り返しです。そして、この流れの中で最重要なのが「損ぎり(ロスカット)」です。
その次が、「現時点で動いている株を選別し、その流れに自分の玉を乗せ、粘らずにあっさりした感
じで手仕舞いした後すぐに次に移ること」です。